PRODUCTS商品情報
ポテトの基礎知識
ポテトの魅力
良質なポテトには、現代人に必要な栄養素が豊富に含まれています。
- ヘルシー
ライフに
欠かせない5つの
ポイント
- POINT1 実は低カロリー
- ポテト100g当り(水煮)のカロリーはわずか73kcal。
同量のご飯(精白米)の約1/2、パンの約1/3という低カロリー。脂肪やコレステロールはほとんど含まれていません。
- POINT2 理想的な炭水化物
- ポテトの主成分である炭水化物は、人間の体と脳への大切なエネルギー源。ポテトなら、他の栄養分と一緒に適切な炭水化物を摂取することが出来ます。
- POINT3 カリウムの王様
- ポテトには塩分の過剰摂取をカバーする機能を持つカリウムが、100g当り340㎎も含まれています。
- POINT4 豊富な食物繊維
- ポテトには腸内の健康維持に欠かせない食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には満腹感を与える効果もあります。
- POINT5 加熱に強いビタミンC
- ポテトは抗酸化作用によって細胞をダメージから守るビタミンCを豊富に含んでいます。ポテトのビタミンCは加熱による損失が少ないことも大きな特徴です。
栄養成分値:五訂食品標準成分表より
原料じゃがいもについて
- 原料じゃがいもの品種
- 「ラセットバーバンク」*を中心としたフライドポテトの製造に適した原料を使用します。
- *シェポディ、レンジャー、ユマティラなどの品種も併用しています。
- 原料じゃがいもの特徴
- ●非常に大きなサイズに育つため、長いピースの製品を製造可能
- ●芽が表皮部に生えるため、加工する際に芽の部分の除去が容易
- ●原料元来の固形分が高く、調理後の食感がホクホクしています。
- 原料段階での水分含有量
- 原料じゃがいもの収穫
- フライドポテトには主に秋作産の原料じゃがいもが使用されています(年一作)
- 4~5月に作付け⇒7~10月に収穫され、温度・湿度・照度が管理された貯蔵庫で製造まで保管されます*
- *一部原料は圃場から工場へ直接搬送して製造に使用されます
フライドポテトができるまで
工場に搬入された原料じゃがいもは、さまざまな工程を経てフライドポテトへと生まれ変わります。
- 原料貯蔵
- 原料受入れ
- 原料皮むき
- 不良原料除去&検査
- プリヒート
- カット
- 欠点部除去
- ブランチング
- 添加物添加
- 乾燥
- フライ
- 予備凍結
- 包装
*あくまでもイメージ画像となります(上記以外の工程も実施しております)
フライドポテトの規格
フライドポテト製品には米国農務省(USDA)によって定められた最終製品の規格が存在しており、
フライドポテト製造メーカーはUSDA規格に基づいて製品規格を定め、製品を製造しています。
USDAが定める
主な規格
(抜粋)
主な規格
(抜粋)
- ●最終製品ピースの長さに関する規格
- ●最終製品における原料由来欠点部*の混入許容規格
- ●色調、食感、形状などに関する規格
- *ディフェクトと呼ばれる黒点や緑色変色部位などを指します。
USDA規定
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長さの規格
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長さの規格
フライドポテト製品には長さの規格が設定されており、長いピースを多く含む製品がグレードが高いとされています。
USDA 長さの規格 | エクストラロングファンシー (XLF) | ロングファンシー (LF) | ミディアム (Medium) | ショート (Short) |
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3インチ(7.5cm)以上 | 最低30%以上 | 最低15%以上 | 規定なし | 規定なし |
2インチ(5cm)以上 | 80%超(3インチ含) | 70%超(3インチ含) | 50%超 | 50%未満 |
French Flyology*(フレンチフライオロジー)*弊社内用語
フライドポテト製品を実際に提供される際の収益性は、製品規格によって大きく異なります。
*YIELD=歩留り
1ケースからどれだけ多くのサービング量を提供出来るかが
最も重要なポイントです。
〈Medium規格:左〉と〈XLF規格:右〉を比較すると・・・
〈Medium規格アイテム〉 | 〈XLF規格アイテム〉 | |
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XLF規格の 製品は 少ない重さで 見栄えがします |
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5オンス(約142g)盛り付け時 | 4オンス(約114g)盛り付け時 |
3インチ(7.5㎝)超 2~3インチ(5~7.5㎝) 2インチ(5㎝)未満 |
3インチ(7.5㎝)超 2~3インチ(5~7.5㎝) 2インチ(5㎝)未満 |
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3インチを超える ピースの含有量に 大きな差が あります |
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最終的な 1箱当りの サービング数は 20%も 変わってきます |
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最終食数 96サービング(30lb箱) |
データ作成: J.R.SIMPLOT社 | 最終食数 120サービング(30lb箱) |
カット別特徴
各カットスタイルにはそれぞれ特徴があり、使用されている業態は異なっています。
- シューストリング
- 調理時間が早く、フライドポテトの代名詞的なカットスタイル。ファストフード業態、居酒屋など幅広い業態で使用されています。
- レギュラーカット
- ホクホクとした食感を楽しめる太さがあり、ファミリーレストラン、ファストフード、アミューズメントなどの業態で使用されています。
- ウェッジカット
- 三日月状の皮付きカット。じゃがいも本来の風味が味わえ、さまざまな業態で使用されています。
- ハッシュドポテト
- 細かく刻んだポテトに調味を加え、いろいろなかたちに成型した製品。ファストフードの朝食メニューや、宅配ピザ業態などで使用されています。
- コーティング
- 表面に味付きのバッターをコーティングしてあり、時間が経ってもサクサク感が持続します(通常品との比較時)。さまざまなコーティングがあり、幅広い業態で採用されています。
- スペシャルカット
- ユニークな形状にカットしたポテト。盛り付け時のボリューム感や、メニューの独自性などに効果を発揮します。最近は幅広い業態で採用されています。